従来の組込ねじで薄板締結をする場合、通常品では隙間が空いて緩み止め効果が得られない場合があります。
薄板用組込ねじは、不完全ネジ部をできるだけなくしているので、薄板でも保証締結厚までは問題なく締め切ることができます。

組込ねじは、一般的なねじより座金の高さに干渉されるため不完全ネジ部が長くなるという傾向にあります。
首下からネジ部にかけてネジが切れない隙間(a)が一般ネジよりも長くなるということです。

不完全ネジ部が長いと、薄板を締結するとき不完全ネジ部にナットが入らないため、ねじ浮きという問題が発生します。

薄板用組込ねじは上記のような問題を解決する新しいネジです。
ネジクルでは、トリーマ―を始めキャップボルトやナベ頭など豊富に取り扱っております。